2022年1月、カリフォルニア州アーバインにあるIrvine Companyのアパートを退去し、日本へ帰国しました。その際の退去手続きやセキュリティデポジット(敷金)の返金について、実体験をもとに詳しくご紹介します。
リース終了の通知と更新オファー
私のリース契約は2022年1月24日まででしたが、約2ヶ月前にIrvine Companyからリース更新のオファーが届きました。次年度の賃料は200ドル増の2,300ドルとのことでしたが、帰国予定があったため、更新はせず退去の意思を伝えました。
日本に帰国するので更新はしませんと返事をしたところ、メールで下記の情報を送ってくださいというのが届きました。
退去手続きの流れ
1. 退去通知の提出
退去の意思を伝えると、以下の情報を記載した退去通知書(Notice of Intent to Vacate)の提出を求められました:Irvine Company Apartment Communities
- 退去日(鍵の返却日)
- 退去理由
- 事前退去検査の希望日時(10:00〜17:00の間で2時間枠)
- 全入居者の署名
- 転送先住所(日本の住所も受理されました)
事前退去検査(Pre-Move-Out Inspection)
退去前に、アパートのスタッフが部屋を簡単にチェックする事前検査が行われました。この検査では、カーペットの状態や壁の汚れなどが確認され、約3〜4分で終了しました。この検査により、退去時に発生する可能性のある費用を事前に把握できます。



退去日当日の対応
退去日には、全ての荷物を搬出し、ゴミも処分して部屋を原状回復しました。家具などが残っていると処分費用が発生する可能性があるため、注意が必要です。鍵と駐車場のリモコンは、キッチンカウンターの上に置くよう指示され、立ち会いはありませんでした。

セキュリティデポジットの返金
私たちのセキュリティデポジットは4,200ドルでしたが、カーペットの一部に家具の跡が残っていたため、約300ドルが差し引かれ、3,700ドルが返金されました。カリフォルニア州の法律では、退去後21日以内にデポジットの返金または差し引かれた理由の明細を提供することが義務付けられています。
Irvine Companyの管理体制
Irvine Companyの物件は、管理が非常に行き届いています。住人専用のアプリを通じて、メンテナンスのリクエストを行うと、当日または翌日に対応してくれます。共用部分の清掃も毎朝行われ、プールの清掃も定期的に実施されていました。

まとめ
Irvine Companyのアパート退去手続きは、明確でスムーズに進行しました。事前の検査や明確な指示により、セキュリティデポジットの返金もスムーズに行われました。これからIrvine Companyの物件を退去予定の方は、早めの手続きを心がけ、事前検査を活用することで、トラブルを避けることができます。
コメント
はじめまして。突然のコメント失礼します。ロサンゼルスのアパート退去に関する記事を見かけ、ご連絡してしまいました。実は私も今、同じアパートに住んでおり、退去トラブルになっておりまして…もしよかったら、ご相談にのって頂けませんでしょうか?お返事お待ちしております。
返信遅くなってすいません。お困りの事ございましたらお知らせくださいね!