【体験談】OCSムービングパックでアメリカから日本へ荷物を送る方法と感想

アメリカ生活

2021年、コロナ禍の中、カリフォルニア州オレンジカウンティのアーバインに家族3人で1年半ほど滞在していました。​荷物はなるべく増やさないようにしていたものの、生活を重ねるうちに増えてしまいました。

ANAスーパーフライヤーズ会員の特典を活用

私はANAのスーパーフライヤーズ会員で、妻も家族会員のため、エコノミークラスでも一人3個までスーツケースを預けることが可能です。​3歳の娘も国際線では無料ではないため、スーツケース2個を預け、合計で8個の手荷物となりました。​しかし、それでも荷物が収まりきらず、別送品の利用を検討することにしました。

OCSムービングパックの利用を決定

現地の日本語新聞で見かけたANAグループが運営するOCS引越しサービス「ムービングパック」を利用することにしました。​公式サイトから問い合わせを行ったところ、翌日には見積もりをいただきました。​

見積もり金額

  • 5箱:490ドル
  • 10箱:890ドル​

箱のサイズと重量制限

  • サイズ:20×14×11インチ(約50.8×35.5×27.9cm)
  • 重量制限:11kgまで​

想像していたよりも箱が小さく、重量制限も厳しいため、少し物足りなさを感じました。​

禁制品と必要書類

送れない物(禁制品)には以下のようなものがあります:​

  • 生鮮食品(果物・野菜など)
  • 生きている動物
  • ポプリ、ドライフラワー、松ぼっくり、わら製品
  • ビーフジャーキー、貝殻、サンゴ、ヒトデ
  • 花、種子、マニュキュア
  • 拳銃、刀、ナイフ(刃渡り15cm以上)、可燃性のもの​

必要書類としては、内容明細書(Proforma Invoice)や別送品申告書などが求められます。​

サービスの流れと感想

  1. 公式サイトから申し込みを行うと、必要書類や案内ガイドが送られてきます。
  2. OCSの下請け業者が段ボール箱を配送してくれます。
  3. 梱包を行い、内容明細書を記入します(例:Tシャツ5枚50ドル、子供服3枚10ドル)。
  4. 同じ業者が集荷に来ます。​

我が家では最終的に9箱を送り、割引を適用していただいた結果、合計で680ドルとなりました。​

日本到着後の手続き

日本に到着後、以下の手続きを行いました:​

  • 税関で免税職員の方にスタンプを押してもらう。
  • JALABCのカウンターで、税関スタンプ済みの別送品申告書を渡すと、JALABCの方がOCSの日本の部隊に送ってくれます。​

※最近は自動化ゲートで日本入国のスタンプを押してもらわなくても入国できますが、別送品申告の場合は、入国スタンプのコピーが必要なので、必ず入国管理局の方にもらうようにしてください。​

まとめ

OCSムービングパックは、アメリカから日本への引越し荷物を送る際に、手軽で安心なサービスです。​特にANAのスーパーフライヤーズ会員の方には、手荷物の預け入れ制限を超える荷物を送る手段としておすすめです。​ただし、箱のサイズや重量制限には注意が必要です。​事前にしっかりと計画を立て、必要な手続きを行うことで、スムーズな引越しが可能となります。​

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