カリフォルニア州オレンジカウンティ・アーバインに1年半滞在中、娘(当時2歳)を日系とアメリカ現地の保育園、両方に通わせた経験から、それぞれの違いや費用、雰囲気などをまとめました。これからアメリカでの子育てや教育を検討している方へ、少しでも参考になれば嬉しいです。
✅ 滞在時の娘の年齢と英語力
- 渡米時:2歳3ヶ月
- 帰国時:3歳5ヶ月
日本では、1歳から週3日の英語プリスクールに通わせており、先生からも「簡単な指示や英語の会話は理解できている」と言っていただいてから渡米を決断しました。
🏫 日系保育園「たんぽぽクラブ」:安心の日本語環境
特徴
- アーバインの住宅街にある一軒家タイプのデイケア
- 園長先生はアメリカ滞在歴が長く、日本語対応が安心
- 全て日本語での保育が行われる
費用(2021年当時)
- 週3日/9:00〜15:00:月額670ドル
感想
現地の保育園が見つかるまでの約4ヶ月、お世話になりました。日本語での丁寧なケアや、予防接種の確認など、初めての海外子育てにおいて非常に頼もしい存在でした。
🇺🇸 アメリカ現地の保育園「Michelson KinderCare」
入園までの流れ
- 申込金:100ドル
- 健康診断書(医師の署名付き)が必須
※私たちは「大原クリニック(アーバイン)」で発行(200ドル弱)
費用
- 週3日:月額1,200ドル(週300ドル)
- トイトレ完了済の場合は280ドル
- 請求:週次課金(専用ポータルにデポジット)
営業時間
- 8:00〜18:00(ドロップオフ/ピックアップ自由)
感想
英語環境で10ヶ月間通いましたが、日に日に英語の単語や文章が増えていくのを感じました。先生たちもフレンドリーで、子供が毎日楽しそうに通っていたのが印象的です。
📎 Michelson KinderCare Yelpページ
🌡 発熱・欠席ルールについて(アメリカ文化との違い)
入園時に案内された「発熱」の基準はこちらです。
- 平熱:98°F(約36.7℃)
- 微熱:99°F(約37.2℃)
- 発熱:100°F(約37.8℃)
- 104°F(約40℃)超え → 医療機関を受診
アメリカでは日本よりも「自己管理」と「責任感」に重きを置く傾向があり、子供が少し元気そうなら登園させる家庭も少なくありません。
🔚 最後に:2つの保育園を体験して感じたこと
- 日本語環境の安心感 × 英語環境の成長スピード
- 保護者の考え方や教育方針によってどちらも選択肢として“アリ”
- 親の準備・心構え次第で、2歳からでも十分に通わせられる
これからアメリカに行かれる方、またお子様を通わせる園を悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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