【40代で挑戦】FAA自家用飛行機免許(PPL)取得体験記|ロサンゼルスで叶えた空への夢

Pilot Training

以下は、アメリカで自家用飛行機免許(Private Pilot License: PPL)を取得するまでのステップや必要な条件、ビザ手続き、訓練校の選び方、そして私自身の体験談を交えたガイドです。

自家用飛行機免許(PPL)とは?

自家用飛行機免許(Private Pilot License/PPL)は、FAA(アメリカ連邦航空局)が認定するライセンスです。
現在、航空会社でパイロットとして活躍している方も、まずはこの自家用免許からキャリアをスタートしています。

PPLを取得すると、プロペラ機を単独で操縦できるようになります。友人や家族を乗せることも可能ですが、報酬を受け取ることはできません(燃料代や駐機代の割り勘はOKです)。

「自家用」というと簡単に聞こえるかもしれませんが、実際は機長としてアメリカの空を飛ぶための厳格なルール・法律・航空地図の読み方などをマスターする必要があります。
覚えることが非常に多く、パイロット資格の中でも最も大変とも言われていますが、飛ぶ楽しさに支えられ、乗り越えることができました。

実際の訓練機(N864SL)現在はN881SC
Sling社のサイトから抜粋

飛行訓練の内容と必要条件

私が訓練で使用した機体は、**Sling社のSling LSA(N864SL → 現在はN881SC)**です。

PPL取得に必要な条件は以下の通りです。

  • 基礎講習:50時間
  • 飛行訓練(教官同乗):50時間
  • 単独飛行:10時間
  • 学科講習(座学):50時間
  • FAA学科試験の合格
  • 航空身体検査の合格
  • 最終試験(チェックライド)の合格

※これは「最低ライン」です。英語力があり、感覚が良い方ならこの時間数で取得可能ですが、私はより深い経験を積むために飛行訓練時間は100時間以上行いました。

自家用飛行機免許の種類|VFRとIFR

PPL取得後、飛行には2つのルールがあります。

VFR( Visual Flight Rule) 有視界飛行

目視で他の航空機・ビル・地形などを確認しながら飛行します。
基本的には晴れた日限定でのフライトとなり、視界が悪いと飛行できません。

IFR(Instrument Flight Rule)計器飛行証明

将来的に私が挑戦予定の資格です。
視界不良時でも計器を頼りに飛行が可能になり、雲の中や夜間でも飛べるようになります。

私が選んだ訓練校:スカイクリエーション(Sky Creation)

訓練校はロサンゼルスのロングビーチ空港にある「スカイクリエーション(Sky Creation)」を選びました。

選んだ理由は:

  • ロサンゼルスは年間通じて天候が安定し、訓練に最適
  • 過去の留学経験で土地勘があり、安心できた
  • 日本人経営で、日本語サポートが受けられる
  • 本田航空と提携しており、信頼できる

2020年4月に申し込みましたが、コロナ禍でビザ発給が止まり、渡米できたのは2020年10月
2021年7月にPPLを取得し、2022年1月に帰国しました。

訓練に必要なビザ手続き|家族も同行OK!

アメリカで3ヶ月以上の訓練を受ける場合、**M-1ビザ(専門技術留学ビザ)**が必要です。
家族も同行する場合は、M-2ビザを取得します。

【ビザ取得手続き】

  • スクールからI-20(入学許可証)を取得
  • SEVIS費($350)支払い
  • 米国大使館でビザ面接(同行家族も全員)
  • 英文銀行残高証明書(私の場合は三菱UFJ銀行で取得)

さらに、パイロット志望者は、TSA(アメリカ運輸保安局)登録も必要になります。

※私の場合、ビザ申請代行費用は約**$2,000**かかりました。

パイロットを目指したきっかけ|ホノルル体験操縦

夢の始まりは、ホノルルでの体験操縦でした。

お世話になったのは、日本人経営の【ワシンエア】(Washi Air公式サイト)。
操縦した機体はパイパー社の「アーチャー」。

【フライトルート】

  • ホノルル国際空港離陸
  • ワイキキ、ハナウマ湾、カイルア、サンセットビーチ上空を飛行
  • 真珠湾上空で360°旋回
  • ホノルル国際空港に戻る

この体験で、空を飛ぶ楽しさに目覚め、パイロットライセンス取得を決意しました。
体験操縦費用は当時**$300**、感動のあまりチップで**$50**を渡しました。

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ワシンエア様より抜粋
Washi Air様より抜粋

最後に|夢は挑戦の先にある

「やってみたい!」と思ったら、年齢を理由に諦めず、小さく始めること。
私自身、40歳を超えてからパイロットへの挑戦を始めましたが、本当に良かったと思っています。

これからも、

  • 実際にどんな勉強をしているか
  • 教習のリアルな様子
  • 費用や準備すべきこと

を、40歳パパ👨パイロットの奮闘記として発信していきます!

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