【飛行機免許を取った後の空港巡り〜ユニークエアポート編Part1〜ビッグベアとカタリナ島】

Airport Tour

Big Bear City Airport(L35)

BigBearはロサンゼルスに住んでいる方々が、冬、スキーに来る場所で雪が降りますが、私が訪問したのは7月なので、リゾート地という感じの雰囲気でした。ロサンゼルスの北東方向にあります。山間を越えていきますので、9,500Feetまで上昇したのもこのフライトがはじめてです。

Big Bear Airport
Big Bear Airport RWY

手前側がRWY26ですね。湖の奥のほうから向かってくる感じです。避暑地という感じでとても綺麗でした。

机上で調べておく事は、Weather・RWY ・Traffic Pattern・Frequency

この4つをメモっておく事が多いです。Remarks(備考)があれば頭に入れておく程度です

Weather

Big Bear City AirportのTAFは予めチェックしておきましょう。到着前に現況の天候情報は、AWOS135.925で聞いてください

RWY& Traffic Pattern

空港の標高は6,752Feetで、この辺りではかなり高いです。Big Bear ではRwy26を利用しました。RWY8の場合はRight Patternなので、滑走路の南側でトラフィックパターンを作る事になるのを想定しておきます。ちなみに北側は山間なので、南側を使うようになっているんだと思います。TPA(Traffic Pattern Altitude)はChart Supplementに指示がある7,952Feetとなります。

しかし西側から来て東側の45度でDownWindに入るにはどうしたらいいのかと思う人がいると思います。私も最初そう思いました。こういう場合は1回空港の真ん中(Midfield)を+1,500Feetで通過して、2,900Feetくらいで一回東に抜けてUターンして、45度でINするみたいです。簡単な図ですがこんな感じです↓

Frequency

地図にもCのマークで122.725と記載ががありますし、Chart Supplement のCTAF122.725を見てもいいですし、どちらでも大丈夫です。

Remarks

【NOISE】という項目がありますが、ここは読んでおいたほうがいいです。騒音について厳しい空港なのでしょう。略語がいくつかありますが、Google で調べればすぐ出てきます

NS ABTMT = Noise Abatement(騒音防止)、arpt=Airport、

極端な騒音に敏感な地域です。騒音防止策を実施し、1マイル東にある高校の上空を常に飛行しないようにする。を避けること。空港の東側の住宅と西側の小学校を避けるために、Rwyの端で10°左旋回すること。

やはりこのようなローカルルールがありますね。RWY26から離陸する場合は関係なさそうですが、RWY8から離陸したら、RWYの端で左旋回して避けるようにしましょう。

実際のルートは?

9,500Feetまで上昇すれば、エアースペースに引っかかる事はないので、視認で自由に飛べます。ただし山間部を抜けていく感じなので、横に山間があるのは少し怖かったですね

Big Bear Flight Route

The Barnstorm Restaurant

今回は時間がなかったので訪問する事はできませんでしたが、BigBearAirportにもカフェが併設されています。

Big Bear AIrport Restaurant entrance
https://www.barnstormrestaurantonline.com/

Catalina Airport(AVX)

Catalina Airport(AVX)はロサンゼルスの南にある離島になります。夏はヨットでビーチなどを思い思いに楽しむ事ができます。ロングビーチから高速船で1時間かかりますが、小型機だと20分くらいで到着します。

ただし、カタリナ島は離着陸が難しい空港に指定されています。実は結構事故も多かったりするのですが、滑走路が崖の頂上に設置されているし、島なので突風が強かったりする事が多いのです。公式サイトには空母に着陸するようなの同じ特徴がありますと記載がありました(苦笑)

カタリナ島
カタリナ島・Avalon
カタリナ島RWY

机上で調べておく事は、Weather・RWY ・Traffic Pattern・Frequency

この4つをメモっておく事が多いです。Remarks(備考)があれば頭に入れておく程度です

Catalina Sectional Chart

Weather

風が強かったり、霧がかかっていたり、雲が低かったりでカタリナ島は時期によっては天候に左右されるので、もちろん行けない日も出てきたりします。TAFは予めチェックしておきますが、上空に上がったらすぐ天候情報をチェックしたほうがいいですね。ASOS120.675で聞きましょう。

RWY& Traffic Pattern

CatalinaではRwy22を利用しました。RWY22の場合はRight Patternなので、滑走路の北側でトラフィックパターンを作る事になるので、空港の北西にあるTowerを目印にし、そこまで行って、パターンにエントリーしようという想定をしておきます。空港の標高は1,602Feetで、TPA(Traffic Pattern Altitude)は特に指示がないので、2500-2600Feetくらいで想定します。滑走路の長さも3,000Feetと、いつも訓練している滑走路より1,000Feetくらい短いので、ショートフィールドでのランディング気味で着陸しようかなとかを考えます。

Catalina Supplement

Frequency

地図にもCのマークで122.7と記載ががありますし、Chart Supplement のCTAF122.7を見てもいいですし、どちらでも大丈夫です。

Remarks

大事なところに赤線を引いてあります。

Full Stop ldg only:フルストップの着陸のみで、タッチ&ゴーはダメです

RWY22 upslope…. :Rwy22は坂になっているので、反対側のRwy8を視認する事ができません。離着陸の前には必ずCTAFで通信をするようにしてください。

Ldg Fee:Landing Fee (着陸料)

空港の公式サイト

空港の公式サイトも事前にチェックしておくとよいです。上記にも記載しましたが、LandingFeeがかかります。いくらかかるのか?などは公式サイトに書いてある事が多いので支払い方法や金額などを確認しておきましょう。ちなみに着陸料は35ドルかかりました。

visit - Catalina Island Conservancy

実際のルートは?

海上を飛んでいくので、ライフジャケットを積載しました。高度ですが海上なので、そんなに上昇する事もなく、空港の標高が1,602、TPAが2,700くらいを想定していたので、3,000Feet前後で巡航しました。ロングビーチからは久々のLeft Standard Departureです!

Catalina Route

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